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日記番号:110

異常愛に燃える妻

(関東)


  感想集

7.脇屋さんの女に

彩子さんは相当のあばずれ人妻。男好きの遊び女だった。

「おはよう」明るく彩子さん。何だかきまり悪い。微笑みの顔から、白い全裸の絡みが目に浮かぶ。彩子さんはウインク。『私 脇屋さん 今日から貴方の女よ』云わんばかり。

彩子さんとは職場は同じで、私が責任者の係長。そのラインで働く美人で仕事が出来る評判の奥さん。S社長は古くからの会社の下請けで3人の社員と今は私のラインを手伝っている。

S社長も覗き見をしてドアーを開けて逃げたのが私であるのは、昨日白状したから彩子さんから聞いていて知っているだろう。挨拶もお互いぎこちない。

今日も彩子さんと昼食を同席した。彩子さんは人目も気にせず昨日とは打って変わって世話女房だ。こちらが戸惑う。

不倫現場の目撃を社内雀の桜さんに話してしまった。後悔しても始まらない。でも、桜さんの後押しがあったからあんな大胆な行動がとれ、憧れの彩子さんをこうして私の女にできた。社内中に大人しい彩子さんの不倫話は広がったと思う。桜さんたち社内の悪女3人(それぞれ暗黙承認の社内夫がいる)が睨むような嫉妬の目で私たちの処を見ている。

明日は運動会 彩子さんに「この前Sさんに乗せてもら所で待っているから」。にっこり肯く。どうも彩子さんは相当の遊び人で強か女のようだ。翻弄されることになるのだろうか。

後日談 会社の不良係長の女になり強くなった彩子さん。一度関係ができると休日には毎日出かける様になった。晃も一度見て観たかった。デートの待ち合わせの場所と時間を聴くとしぶしぶ答えた。家からすぐ近くの陸橋の下。

先回りして物陰から見ていると彩子がついて5分もしないうちに古ぼけたライトバンに角刈の短髪のいかにも職人(ヤーさん)。と言った彩子より10歳以上は若い男であった。

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