「美歩はね、たーくんが妻の浮気相手のデカチンでオマンコ犯されるの怖がってるっていうのがすごく興奮するの・・
だから、たーくんに言わせたいのよ
健一君の巨根に僕のオマンコが犯されるのがこわいんですって・・
だからインポになりましたって」


「・・お尻の、抜いて・・」


「これでいい？」


「アグッ」


肛門のうしろの壁を思い切りえぐりながら、足の指が抜けました。


「インポにまでされて、奥さんにオマンコいじめられてるんだから、今さら恥ずかしがること無いでしょ？」


おそらく一番恐いのはやはり彼女を奪われることです。
しかし同時に、私がその大学生の男性性を、生々しく恐く感じ始めているのは、彼女の言うとおりなのです。
彼女が繰り返し私に刷り込んだイメージで恐怖心を煽られているのです。

私が、男として他の男のペニスに犯される可能性に、本当に怯え始めていること・・
その気持ち自体を恥ずかしく感じていること・・・
それらを、彼女は分かっているのです。
私が意識しないように、その事は考えないように、口にも出さずに、避けようとしていること・・
しかし、どんなに土嚢を積んでも洪水が家屋に入りこむかのように、私の脳がそのおぞましい可能性に侵入され、苦痛を感じていることも・・

彼女に言われた言葉が、今までのプレイでの肉体的な記憶と共に、リアルに想像されてしまうのです。
静脈が浮き出て怒張した巨根が彼女の膣から引き抜かれ、射精されたばかりの精液でヌラついたまま、咥えさせられる瞬間・・・
私自身が四つん這いになり、その大学生の手で尻にスパンキングの屈辱を受け、アナルを貫かれる瞬間を、私の脳がイメージしてしまっていることを彼女は知っているのです。


「美歩がやられるのも嫌だし・・僕がやられるって言うのもやだ・・」


「それでマゾのオマンコが疼いちゃうんだ？」


「・・疼かない・・」


「インポになったのは、おちんちんじゃなくってオマンコの方が反応しちゃってるって事？」


「違うの・・ただ怖いんだよ・・美歩がいなくなりそうで・・さっき出来なくなったのはそれだけなの」


「こわいんだからいいじゃない・・認めちゃえば・・・」


「僕がやられそうだからとかで、立たなくなったんじゃないから・・」


「何もたーくんがホモになったって言ってるんじゃないのよ
ホモならこわくないでしょ？
ピチピチの若い男の子に巨根レイプされるなんてバキバキに勃起するわよ
でもたーくんには男の子の気持ちがまだ残ってるから、男のチンポにやられるのがこわいんでしょ？」


「・・・・・」


「男の子の気持ち、無くなっちゃったんだ？
ほんとにメスになったんだね・・
美歩に、アナルをオマンコ調教されるの、そんなに気持ち良かった？」


「そうじゃないの」


「じゃあ男の子の心が残ってるの？」


「残ってる！僕は男だから！」


「女の子でもホモでもないんでしょ？」


「違う！」


「じゃあ、健一君の巨根に僕のオマンコ狙われてるから、こわいって認めたらいいじゃない」


「・・・だって・・」


「不安だし、恥ずかしいのよね？
自分の奥さんを口説いてて、もうすぐ寝取られちゃいそうな若造の巨根に、自分まで犯されるんじゃないかって、びくびくしてるの・・
インポにまでされちゃって・・」


「・・・・・」


「でも、正直に言って大丈夫よ・・
たーくんが、大っきいちんちんに犯されるの、恐いって思うように調教したの、私なんだから・・
あと西脇君ね・・」


「・・・・」


西脇の名前を出されて、この時ばかりは心底嫌でした。
あの時のことを彼女は言っているのです。
二人きりで逃げ場もなく、巨根の勃起を見せつけられた合宿の風呂での体験が脳を苛みます。


「何度も何度も、他の男のおちんちんのこと考えちゃってるでしょ？
太さとか、硬さとか、長さとか・・
たーくんが、あの時見せつけられた西脇君のおちんちんのこと思い出して、美歩に言われたプレイを想像しちゃってるの、知ってるよ・・」


「やだ！・・してない！」


「西脇君、勃起したのたーくんに見せつけながら、女湯にいた女の子のこと喰っちゃう話したの忘れられないよね・・
その彼氏も俺の巨根でやっちゃえばいいんだとかも、言われたんだよね？」


「その話はもうやめてよ！・・もう言わないって言ったから話したんだよぉ・・」


「ごめんね・・でも、たーくんの頭の中、美歩がやられることだけじゃないよね？
自分がしゃぶらされることとか、ノドマンコにイラマで出される瞬間とか、想像しちゃってるでしょ？」


「してない！・・美歩が言うから、その時だけ考えちゃうんだよ！」


「そうかなー？
一人でいても、何度もたーくんの頭の中に出てくるんじゃない？
西脇君のみたいな巨根が、私にナスでされた時みたいに、ノドマンコにゴリゴリ入ってくるの・・
あんなのやられたくないなって思うけど、想像しちゃうんでしょ？
美歩の前で健一君にイラマされるの・・こわいんでしょ？
正直に教えて」


「・・・・でも嫌なの！・・ほんとにやなんだよ！」


「分かってるわよ・・・でも、たーくんのオマンコも同じだよね？
美歩に何本も指突っ込まれて、ドクンドクンって・・あんなアクメ決めちゃって、忘れられないでしょ？
昨日、健一君の巨根にオマンコで射精される事考えながら、いかされたの、おぼえてるよね
美歩も西脇君にこうやってすごいイキ方させられたのかなって、女の子の気持ちになって、メスイキしたでしょ？」


「・・・だって美歩が・・・そういう風に言うから・・・」


「たーくんが、頭の中で繰り返し、大学生の男の子の巨根で自分のオマンコ掘られてる想像しちゃうの、美歩には分かるんだよ？
たーくんがホモでそんな事考えてるわけじゃないの、美歩は知ってるから・・ね？」


「・・・う・ん・・・」


「前は、現実感無かったから勃起出来たけど、だんだんほんとにやられるのかもって、心配で不安になって来てるんでしょ？」


「・・そう・・かも・・」


「だから、こわいって認めようよ・・
健一君の巨根に僕のオマンコ狙われてるから、こわいって」


優しく諭すように言われると、気力が持ちませんでした。
怖いものは怖いのです・・・
狙われているというのは、彼女の妄想に過ぎません。
しかし、彼女の妄想が現実化することに、現実的に怯えていることは確かなのです。
私がその現実感を持つように、プレイの中で彼女に、調教されたのです。
それに何をどう反論しても、怯えて勃起出来ない私に反論の余地がないのです。

僕のオマンコ、とは言いたくありませんでした。
それは「オマンコ」なんかではない、れっきとした男の私の肛門なのです。
しかし、自分の言葉で肛門と言い換えると、それはそれで自らの言葉として発することになってしまうのです。
彼女に指示されたとおりに言うことで、自分の言葉ではなくしたい、と思ったのです。


「ちゃんと言おうよ
健一君の巨根に僕のオマンコ狙われてるから、こわいって」


「・・・・・」


「たーくんはもうどこにも逃げられないのよ・・・
せめて正直に言って・・」


「・・・健一君の・・巨根に・・・僕のオマンコ、狙われてるから・・こわい・・・」


眼の中に満足そうな輝きが増します。
分かるわ・・という風に微かに頷きます。


「よく言えたわね・・・えらいわ・・・こわいわよね・・・」