50 当時の記憶
★★★ 当時の記憶 ★★★
(エッチな興味深い場面だけを切り出して日記にしても良いとは思うのですが、逆に興醒めするように感じるし、これは私達夫婦のメモリアルな真実の物語として記載しているので、かなり退屈かつ面倒だと思う方も多いと思いますが、ご容赦くださいませ。)
「えっ・・・」
小さな叫び声と伴にいろいろな疑問が次から次へと浮かんでいました。
尾瀬には女だけで行ったんじゃなかったのか・・・
「2度目」は8月下旬の職員旅行の時って・・・
私はしばしの間、日記を頼りにあらためて当時のことを詳しく思い出していました。
ここでもう少し詳しく書いておきます。
「あの日の出来事」が起こった5月21日。
「誰もいなかった」
「何もなかった」
と答えたMi子。
しかし、その後Mi子は、明らかに私との距離を置くようになっていったのです。その始めの兆候は、Mi子からの電話が急に少なくなったことでした。
やがて私とMi子はちょっとした喧嘩をします。
それまでなら些細なことでも相談をするのが常だったMi子が、私に相談することなく週末を利用して職場仲間と尾瀬に行く計画を進めたことが原因でした。
その週末私は、野球観戦のチケットをゲットしていたこともあり、当然のごとくMi子を誘って行くつもりだったのです。
そして互いの男女関係について言い争いになったのがきっかけでした。当時私の職場にはパートの女性職員が何名かいて、殆どが独身の若い女性でした。
私は恋人がいることをそれとなく分かるように振る舞っていましたから、職場の女性と間違いを犯したことはありませんでした。でも、もしMi子と付き合っていなければ、私と親しい娘さんが2人ほどいて、そのどちらかと交際をしていたと思います。
特にMi子より一つ年上のY○ちゃんは、涼しい顔立ちの美人で、バストが大きくくびれが美しいというモデル体型をしており、私は密かにその娘さんに好意を抱いていました。Y○ちゃんも初めは私のことを意識していましたが、Mi子という恋人がいることを知ってからは、恋愛対象から外された感じでしたね。
喧嘩の発端はMi子が勝手に尾瀬行きを決め、私の野球観戦を断ったことでした。私はむっとなって、『じゃあY○ちゃんを誘って行くけどいいよね。』と言ったら、今度はそれにむっとしたMi子が、『いいわよ。Y○ちゃんでも誰とでも好きな人と行ってくればいいんだわ。』というようなことを返したのです。『売り言葉に買い言葉』だと思いました。(実際にはY○ちゃんではなく、後輩男子を誘って観戦しました。)
そしてその直後、続けてMi子がこう言ったのですね。
『Mi夫ももっとずるくなっていいんじゃない。』
『結婚を前提に交際を続けることはもうできないかもしれない。』
前の章で書いたとおり、その言葉が私の日記に記されたということでした。
当時の私は、本当に売り言葉に買い言葉、ぐらいの軽い認識しか無かったと思います。もしその当時、その言葉の裏側にあった真実の姿を知っていれば、そして、「あの日の出来事」泥酔事件の真実について本気で追求していたとすれば、この時点ですでに私はMi子と別れていたかもしれないと思います。同時にS男を殴り飛ばし、会社に怒鳴り込んで行ったかもしれない・・とは今になって思うことではあります。
(エッチな興味深い場面だけを切り出して日記にしても良いとは思うのですが、逆に興醒めするように感じるし、これは私達夫婦のメモリアルな真実の物語として記載しているので、かなり退屈かつ面倒だと思う方も多いと思いますが、ご容赦くださいませ。)
「えっ・・・」
小さな叫び声と伴にいろいろな疑問が次から次へと浮かんでいました。
尾瀬には女だけで行ったんじゃなかったのか・・・
「2度目」は8月下旬の職員旅行の時って・・・
私はしばしの間、日記を頼りにあらためて当時のことを詳しく思い出していました。
ここでもう少し詳しく書いておきます。
「あの日の出来事」が起こった5月21日。
「誰もいなかった」
「何もなかった」
と答えたMi子。
しかし、その後Mi子は、明らかに私との距離を置くようになっていったのです。その始めの兆候は、Mi子からの電話が急に少なくなったことでした。
やがて私とMi子はちょっとした喧嘩をします。
それまでなら些細なことでも相談をするのが常だったMi子が、私に相談することなく週末を利用して職場仲間と尾瀬に行く計画を進めたことが原因でした。
その週末私は、野球観戦のチケットをゲットしていたこともあり、当然のごとくMi子を誘って行くつもりだったのです。
そして互いの男女関係について言い争いになったのがきっかけでした。当時私の職場にはパートの女性職員が何名かいて、殆どが独身の若い女性でした。
私は恋人がいることをそれとなく分かるように振る舞っていましたから、職場の女性と間違いを犯したことはありませんでした。でも、もしMi子と付き合っていなければ、私と親しい娘さんが2人ほどいて、そのどちらかと交際をしていたと思います。
特にMi子より一つ年上のY○ちゃんは、涼しい顔立ちの美人で、バストが大きくくびれが美しいというモデル体型をしており、私は密かにその娘さんに好意を抱いていました。Y○ちゃんも初めは私のことを意識していましたが、Mi子という恋人がいることを知ってからは、恋愛対象から外された感じでしたね。
喧嘩の発端はMi子が勝手に尾瀬行きを決め、私の野球観戦を断ったことでした。私はむっとなって、『じゃあY○ちゃんを誘って行くけどいいよね。』と言ったら、今度はそれにむっとしたMi子が、『いいわよ。Y○ちゃんでも誰とでも好きな人と行ってくればいいんだわ。』というようなことを返したのです。『売り言葉に買い言葉』だと思いました。(実際にはY○ちゃんではなく、後輩男子を誘って観戦しました。)
そしてその直後、続けてMi子がこう言ったのですね。
『Mi夫ももっとずるくなっていいんじゃない。』
『結婚を前提に交際を続けることはもうできないかもしれない。』
前の章で書いたとおり、その言葉が私の日記に記されたということでした。
当時の私は、本当に売り言葉に買い言葉、ぐらいの軽い認識しか無かったと思います。もしその当時、その言葉の裏側にあった真実の姿を知っていれば、そして、「あの日の出来事」泥酔事件の真実について本気で追求していたとすれば、この時点ですでに私はMi子と別れていたかもしれないと思います。同時にS男を殴り飛ばし、会社に怒鳴り込んで行ったかもしれない・・とは今になって思うことではあります。