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日記番号:1020

Mi子とS男の真実の物語

Mi夫 (東北)


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48 S男との接触第二ラウンド9

★★★ S男との接触第二ラウンド9 ★★★

『私、一度でいい。S男さんに抱かれてみたい。』

私はすっかり意気消沈していました。

喉がカラカラでした。
エアコンが効いた個室とはいうものの、外は残暑で少し汗ばんでもいました。しらふで話を聞くことに疲れを感じ、メニューを手にしてS男に言いました。

「生ビールでも飲みながら続きを話さないか。」

「それはいいね。宴会とするには少々早いけど、ちょっと暑いし一杯やりながらというのも良いかもしれないな。」

どうでもいいことですが、S男は手慣れたように呼び鈴を鳴らし、生ビールと枝豆、それに何か三品くらいのおつまみを注文していました。

生ビールが運ばれてくるまでの数分間、私もS男も無言でした。お互いその後の展開にそれぞれ思いを巡らせていたのだと思います。

S男は早く終わらせてすっきりしたいと考えていたと思いますが、嫉妬と興奮に包まれ、あえいでいく私がそれを許しませんでした。

その日は、私の帰宅に間に合う新幹線時刻ぎりぎりまで店にいて、話し合いを続けました。でも、その時点でもなおS男の告白は中途半端なものだったのです。

結局私とS男は翌日の午後3時に再会を約束し、続きを行うこととなります。

ちなみにこの後、S男が語ってくれる真実はどんどんとエスカレートしていくのです。

前には、アダルトビデオを見せつけるような感じでS男がMi子とのリアルな場面を語った、と書きましたが、興味本意なことだけで並べれば、例えばカーセックス、野外での露出、言葉責め、野外でのセックスやフェラチオ、精飲、ノーパン出勤、オフィスでのフェラとセックス、オナニーの見せ合いと手コキ射精、顔射、等等、そんなことまでありました。

こうして書き並べて見ると、S男のスケベで変態的行為の数々と、それを受け入れたMi子の卑猥な一面に、まるで作り話というか他人事というか、あの清楚で可憐なMi子からは想像し難い真実であって、改めて凄さを感じます。

でも、他にももっといろいろあったのかもしれませんが、その時強く印象付けられたことは、そういった具体的なエッチな行為を通じて、Mi子はおそらく当時の私とでは得ることが出来なかった快楽と深い快感の虜にされていたのではないかということでした。

一人の変態的男子としては極めて刺激的かつ興味津々な話であって、そういう意味においては、S男を騙し、脅迫してまで白状させるという私の企みは、見事なまでの成功を収めたと言えるでしょう。

しかしその代償は、自分が想像していたものとは異なり、一時的に異常な興奮に包まれて勃起を繰り返しながらも、残念ながら、最終的にはかなり惨めで落胆や劣等感に満ちたものとなりました。

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