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日記番号:475

処女だった妻をスワッピングの世界へ・・・

hiro(東京都下町)


  感想集

番外編

 クラブの経験談はいかがでしたか?
 
 妻は酔っていたとはいえ、はっきりと「タイプの男性ではなかった・・・」と断言しました。
私も「タイプではないな。」とわかっていたけれでも、逆にそんなタイプでない男性と妻がどんなセックスをするのか興味もあったし、自虐的な興奮も覚えました。
タイプでない男性に股間を舐められて達する妻、そして女性上位で激しく腰を振り達する妻、どちらも私の性癖を激しく刺激しました。
 そしてウエイティングバーでの妻の突っ込み・・・
ひとつ間違えば、二度とこんな遊びはできなくなります。それどころか、下手をすれば離婚騒ぎににまで発展しかねない、そんな危険をはらんでいるのがスワッピングです。
 長い間、経験談を記してきましたが、番外編以外の内容は全て事実です。
副題にもあるように、スワッピングに憧れる女性、男性の参考になれば・・・と思い記しています。

 それでは、番外編でお楽しみください。

 今日は一人で来た。静かに一人で飲みたかった。
バックに音楽は流れているが、耳障りではない。心を落ち着かせるのに役立っていた。
hiroがhiromiとたまに来るウエィティングバーだ。
「今日はお一人なんですね・・・」バーテンダーが声をかけてきた。
「たまにはね・・・もともと妻は飲めないからね・・・気を使っちゃう・・・」hiroは小さく微笑んだ。
「そうでしたね・・・奥さまはアルコールは弱いっておっしゃってましたね・・・」
「そうそう・・・先日は迷惑をかけちゃったね・・・」
「いえ・・・少しお休みになったら、お元気になられたようで・・・安心しました・・・」
hiroは彼女に好感を持っていた。柔らかい笑顔に癒された。
「あなたは優しいですね。」少し熱い目で彼女を見た。
「いえ・・・そんな・・・」彼女は目をそらした。カウンターに目をやった。
「そうだ・・・先日のお礼といっては何だけど・・・あなたも一杯どうですか?・・・」
「ありがとうございます・・・」
 店はオープンしたばかりだ。hiroはあえて空いている時間を選んできたのだ。
アルコールが飲めないというわけではないのだが、彼女は開店したばかりなので、と断わってソフトドリンクを飲んだ。
小一時間過ぎたところで、hiroは席を立った。
「もう・・・お帰りですか?・・・」彼女は少し口を尖らせて近づいてきた。
やはり、彼女はちょっとした仕草がかわいい。
「うん・・・あ!そうだ・・・先日妻が言っていたけど・・・今度食事でもどう?・・・」
「え!・・・いや・・・そのぉ・・・いいんですか?・・・」
「いいさぁ・・・妻、公認だよ・・・あはは・・・」hiroは照れ隠しもあって、微笑んだ。
「・・・」彼女も微笑み返してきた。若干、頬も赤らんでいた。
「まぁ・・・あなたみたいに素敵な人は・・・あなたに選択の権利があるね・・・」
「いえいえ・・・」彼女は顔の前で手を振った。
「気が向いたらメールをください・・・」
hiroはコースターにアドレスを書いて渡した。
彼女はコースターに目をやった。そしてhiroに満面の笑みを返してきた。

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