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日記番号:582

私たちの消せない記憶

うげんこう(東京都西部)


  感想集

46 買い物から帰る

妻の家庭も田舎で農業をしていて、貧乏でしたが両親は心根が優しく、私たちの結婚を本当に喜んでくれています。

自分たちは、両親のような愛情を注いでやることは出来ず、家庭は崩壊する科も知れないと思いましたが、もう大学生だし波風も又いいのかもしれないとも思ったのです。
私も妻も、この年頃から4畳半の部屋で、飲まずくわずで頑張っていたんだし、、、
やがて妻が帰ってきました。
靴を見てちょっと微笑んだようですが、すぐ夕食の準備を始めたようです。
そんな妻を見て、自分の部屋に行き、写真はカギをして保管をしました。
イスに座ったものの妻と尾辻のことが気になり、落ち着きませんでした
一体どのくらいの付き合いなんだろう、何度寝たんだろう、そんなことが気になり、それは聞いたほうがいいだろうと思いました
キッチンに行くと、手を止めて何か言おとしたので、先に「尾辻とは何度寝たんだ?」と聞きました。

私の言い方がダイレクトだったので戸惑ったのか、下を向いたまま「今言った方がいいの」とかすれた声で言いました。

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