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日記番号:1088

淫の刻印 2

アスカ(京都)


  感想集

42 錦糸町 妻の告白

出張から戻ったクズハは、夫に告白し、西の知り合いのご夫婦とのスワッピングの誘いの話を告白した。もちろん、毎日、西に抱かれている事は言わずに、週末に食事しついるとボヤかした。

榊原は、西との密約の話はしなかった。抱かれているのは、わかっていたが、妻から話されるのは、確かにショツクだった。
「フゥ~」と深いため息をついた。西が、遊び感覚で、妻を他人の男を抱かせようとしている事に、怒りよりも、嫉妬心が、沸き上がり、反面、クズハには、怒りは、覚えず、性的に興奮し、男のモノが、芯ができ、膨脹しはじめた。

専務の意向に逆らうわけには、いかない。自身の社内での立場を考えた。専務の意向を忖度しなければ、生きていけない。クズハの告白を、表向き(理解ある寛容な旦那)として演じた。

夫婦とも、それぞれが、置かれている状況に、妖しい心のたかぶりを覚えた。榊原は、うつむき加減のクズハをみて、清楚な愛する妻は、ひょつとして…外観とは、裏腹に、まったく別の人格の女が、住んでいるのかも知れない。

「正直に言うけど…離婚は、考えていないよ…」
「ありがとう…」クズハは、思わず…心にもない涙をみせた。クズハの思い通りの展開となった。榊原は、その涙に、それが、妻の本心からの懺悔の涙と思った。
「西専務の誘いを断りきれんだろう。様子をみよう。」

それは、不倫に不倫を重ねてゆくための、(夫の許可)だった。最後は、お互い、当たり障りない、お互いを気遣う言葉をつむぎあい。抱き合う事もなく、別々の部屋で、寝た。深夜、クズハは、動画サイトを見ていた。

それは、動画投稿サイトで、先日、アナル処女を西に捧げた、アナルSEXの動画で、すでに、10万件の閲覧数だったのを、クズハは、笑みを浮かべて、ゆっくり眠りに落ちていった。

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