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日記番号:1053

妻の性

ほぼ実話 (東京都内)


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●手を、気をつけ、にして


いまさらで、つまらない話で脇道にそれて申し訳ないのですが・・

愛妻倶楽部で読み始めてくださっている方のために、今回は、昔の話をさせてください。
彼女にオナニーの仕方を教えられたことに関係する話です。
私たちの関係を理解して読んでいただくのにも少し役立つと思いますので。


彼女と付き合い始めた頃も、奥手で性について無知だった私は、もともとオナニーは罪悪感が強かったので、どうしても我慢出来ない時に、週に1回程度、短時間で済ませていました。
周囲とそんな話をする機会もあまりなく、特殊なやりかたでした。
ズボンの中にティッシュペーパーを重ねて入れて、腹這いでベッドに押しつけたり、ズボンの上から擦ったりしてオナニーをしていました。
風呂やトイレ以外で手で性器を触るのは、菌などが入って危険だと、幼少の頃に親から言われたことが、根強く頭に残って、習慣になっていたのです。
風呂で洗う時以外は、ずっと包茎でいることに慣れていましたし、擦るのがティッシュなどですから、ヒリヒリするのも怖かったので包茎を剥くこともなしに、オナニーをしていました。

西脇に妻がお持ち帰りされた後、まだ二人の関係が続いているとも知らない私は、彼女に尋ねられて、オナニーをどうやってするかまで告白させられました。
彼女とセックスはしていても、オナニーの仕方までは話したことはありませんでした。
恥ずかしさはあったものの、素直にありのままを話しました。
彼女は感心したように、だからたーくんって敏感なんだね、と感想をしみじみ言っていました。
他の男と比べてるんだろうな、とは思い興味はありましたが詳しくは聞けませんでした。
その内容はもちろん西脇に伝わり、西脇の指示で、直接ペニスを自分の手でしごくオナニーを彼女から教えられたのです。
もちろんその頃の私はそんなことは知りません。
私は童貞で、彼女は豊富な性の経験があることは、付き合う前からの了解事項だったので、彼女に性的なことを教えられることには、大きな抵抗はありませんでした。
むしろ、すごい性の世界に、また一歩、連れ出て貰った・・というような感覚です。
ズボンも汚さず、場所もとらず、何より直接、指で刺激することで的確に快感を得られるオナニーは素晴らしいものでした。
何も知らない私は、「みんながしている」「普通の」オナニーの技術に感動さえして、頻回に繰り返すようになりました。
西脇に寝取られていた彼女は月に1回程度、西脇の指示で私とセックスしてくれていました。
その頃は3年生でそろそろ皆忙しくなる時期でしたから、仕方ないものだと思っていました。
中毒性のある自慰行為にどっぷりとはまり込んでゆきました。
彼女を寝取られた相手の男に、彼女とのセックスを奪われ、かわりにオナニーの仕方まで教えられ、のめり込んでいったのです。
2,3か月のうちに、そのオナニーも西脇の指示を受けた彼女に我慢させられるようになりました。
たーくんが我慢しててくれたおちんちんでセックスしたい、とか、グラビアとかの他の女の子のこと見ながらするの嫉妬するから嫌、とか、童貞だった頃みたいに敏感じゃなくなってきちゃってるのが嫌、とか、いろいろな理由でした。
彼女が調教されているなどと思いもしなかった私は、バカ正直に我慢して溜め込んだものです。
いつか彼女がすべて告白する日が来ることを予想していた西脇は、そんな私のみじめさをも楽しんでいたのでしょう。
恋人を寝取り調教している男に、オナニーの仕方まで教え込まれ、彼女とのセックスを制限されていたという事実の悲惨さ・・

彼女に教えられた快感は、もちろん、オナニーだけではありませんでした。
オナニーの話などするようになる前に、セックスに関わることは、みな彼女に実地で教えられました。
キスをする時に、目を開けるのはマナー違反だということも初めてのキスで教わりました。
包茎を剥いて手で刺激される事も、その後の射精も、フェラチオでの射精も、童貞を卒業したのも、すべて彼女が初めてで、恐ろしいほどの快感でした。
ティッシュや布地での摩擦しか知らなかったペニスに、彼女の柔らかくすべすべの白い指が触れてくれた瞬間は今でもありありと思い出せます。
フェラチオなどは、(なんとなくですが)AV業界などのすごいプロしか経験できないものだと思っていました。
それなのに、付き合って間もない彼女が、包茎を一気に剥きおろし、なんなく口に咥えて、激しい射精に導かれた時のことは、死ぬまで忘れられないと思います。

ホテルの部屋は真っ暗で、キスを打ち切った彼女が器用に布団の中に潜り込んでフェラチオを始めたのです。
風呂以外でほとんど剥くことのなかった亀頭に直接、彼女の舌と口の粘膜が暖かく絡みつき、同時に鋭い快感が走り、声すら押させることも出来ずにうめきました。
お布団かぶってて、と言われ、布団を私の顔の方にかぶせながら、彼女が私の顔をまたぐように姿勢を変えて、シックスナインが始まりました。
布団の暗闇の中で、どうしたら良いのかも分からず、顔の脇にあった彼女の太腿にしがみつきキスをしました。

包茎を剥かれたばかりの敏感すぎる亀頭をなめ回されて、おかしくなる・・おかしくなる・・ということだけが頭の中を駆け巡って、ずっとうめいていました。
徐々に、じんじんする刺激が強くなりすぎて、尿が漏れそうで、耐えられなくなりました。
「やめて・・やめて・・お願いだから、もうやめて・・」という私を、彼女が格闘するかのようにシックスナインで押さえ込みながら、舌で亀頭を吸ってなめ回しました。
もだえ狂うという感じでした。
暗闇の中の布団の下で、空間は密閉され、私の顔を跨いでいる見えない彼女の性器の匂いが徐々に濃密になってゆきます。
初めて嗅ぐ蒸れた女性器の匂いに、脳に靄がかかるような興奮を覚えました。
しかしペニスへの刺激が、拙いオナニーで経験していた強さを遙かに超えるもので、舐めたいような逃げたいような、で、何が何だか、どうしたらいいか分からなくなっていました。
無意識に私の体が逃げようとするので、一度口をペニスから離した彼女に「手を、気をつけ、にして」と言われ、素直に両腕を体の脇にのばしました。
「たーくんは自分の腿にしっかり掴まってて」と言うと、彼女の両脚で私の両腕を、体に沿って伸ばした位置で押さえ込まれました。
上四方固めのようになって、逃げられないような感じでした。
腕力でおさえられるのと同時に、刺激が強すぎて動けないのです。
背の高い彼女に組み敷かれる感覚や、逃げることを封じられる感覚は、元々私が心に秘めていたマゾ願望を隅々まで射貫きました。

「大丈夫だから!力抜いて・・・脚伸ばして・・いけるから・・ほら、いけるから」そんな言葉で、なだめられながら、体をよじってうめきました。
初めてのシックスナインで、彼女のあそこを舐めたいのに、舐める事も出来ませんでした。
舐めるような余裕がなかったからですが、そもそも体位的にも無理でした。
彼女が私の腕を押さえるために、両膝を私の脇に狭めて置かなければならなかったので、彼女の性器は顔から離れた高い位置にあったのです。
腰が痺れてきて、身をよじることも出来ず、両脚も動かすことも出来ずに固まりました。
亀頭の刺激が絶えず走り抜け、自分が動くだけでしびれが走って辛い感覚なのです。
身の置き所がなく混乱した状態です。
そのまま、熱いようなだるいような腰のゾワゾワが頂点に達して、初めての口内射精を経験しました。
人生観が変わるような射精でした。
痙攣しながら布団の中で叫びました。

彼女が、その声を押さえ込むかのように、腰を下ろしてきて、はじめて、人生で初めて、女性器の味を知りました。
私を押さえつけて追い込んで叫ばせたあげく射精に導いた行為で、彼女は激しく興奮していました。
彼女も、「吸って・・もっと・・」のような言葉を、発しながら、私の顔の上で激しく腰を振り立てて、短時間で昇りつめました。

それまでのオナニーとは桁違いの快感を強引に与えられ、呆然としました。
体の奥底に眠っていた自分さえも触れたことのない何か敏感で繊細な核のようなものを、ずるずると引きずり出されて、はじめて日の当たるところに晒され、いじり回された感覚です。
「解剖される屈辱」という言葉があり得るならばそんなイメージです。
辱められたような羞恥心のような気持ちがしました。
「無理矢理いかされた」という言葉が思い浮かび、そのあまりに激しい快感と結びつき、マゾヒスティックな陶酔を誘いました。
同時に手の自由を奪われている感覚や、強引に絶頂に押し上げられる感覚、その状態で彼女に性器を顔に押し当てられ「乗られる」感覚が、生々しく初めての肉体的なマゾヒストとしての体験になりました。
実体のないモヤモヤとしたままだったマゾ願望の欲求が、彼女の肉体に具現化したまま私の肉体に降り注いだのです。
それは私の人生で起こった奇跡のような体験でした。

包茎でのぬるい射精しか経験していなかった私が、亀頭を露出されてフェラチオを受けると、泣くようにして、叫んで乱れて、射精し、射精後も舐められて私が狂う姿は、彼女にとっても新鮮だったようで、その後も面白がって思い出したように時々されました。
その行為が私にとっては深くマゾなものであったため、自分からはまたアレをして欲しいとは言えませんでした。
私が、それをして欲しくても言い出せないでいることを、彼女から指摘されたのは、彼女が西脇にやられた後のことです。

「やめて」で止めなければレイプ、という今流の考えからすれば、その時すでに彼女にレイプされていたようなものです。
もちろん恨む気持ちはみじんもありません。
ただ、あまりに経験値の違う彼女に、そうやって強烈な性の手ほどきを受けたせいで、彼女からもう離れられなかったのです。
それまでとは次元の違う肉体的な快感を与えられたことも大きいのですが、私のマゾ心を的確に打ち抜くようなプレイが、彼女は一番はじめから上手だったのです。
それは今でも同じ事ですが、恐ろしいほどです。
西脇との浮気を告白された時も、別れる事など到底無理でした。
愛する気持ちと分かちがたく、セックスでも心と肉体を鷲掴みにされていました。

彼女に、私のことを「処女から仕込んだ」と言われることがあります。
悔しいのですが、まさにその通りなのです。
二人でアダルトビデオを見る時に、「処女デビュー」のような作品だと、彼女はその頃のことを思い出して興奮すると言います。
私も一緒に見て楽しみはするのですが、彼女のようには楽しめません。
彼女が、昔の私とデビューする女の子とを、重ね合わせて見ている事に、恥ずかしいような居心地の悪さを感じるのです。
同時に、自分自身の心のうちでも、初々しい女の子が服を脱がされ、肉体をむき出しにされて、初めての快感に翻弄される姿に、自らの初体験を重ねてしまう、その自らの心の動きに、いたたまれない羞恥心を覚えるのです。



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