ゲストとして利用中 
メニュー ログイン

日記番号:1020

Mi子とS男の真実の物語

Mi夫 (東北)


感想の投稿 感想集

42 また余談(始まりの真実に関すること)

★★★ また余談(始まりの真実に関すること)★★★

(過去に立ち返りながらの日記を付けていると、年齢のせいかどうしても寄り道が多くなってしまいます。私の勝手な日記ですからどうか優しい心持ちで見逃してくださいませ。)

『始まりの真実』について、実はこの時、S男はひとつだけ私に黙っていたことがありました。言わなくても良いことだと考えていたようですが、私が思うにとても重要な真実だったと思いますので、余談ですが書いておきます。

それはMi子が暮らしていたアパートが、実はS男の紹介でS男の知人から格安で借りた部屋だったということです。しかもそのアパートは、S男の家からそう遠くない場所に位置していました。つまり、常に帰る方角が一緒になるということなのです。

これは後日Mi子の話で明らかになったのですが、そもそも引っ越しを勧めて来たのはS男だったのだそうです。良い物件があるけどどうだい、みたいなことを言われたそうです。

Mi子はS男の勧めに従って、勤めてから2年目の春に引っ越しをします。前は古いマンションの一室で家賃が高い割に狭かったのです。

引っ越し先のアパートは築5年でしたが、殆ど新築同様であり間取りも広く、しかもS男の口利きもあって礼金敷金無し、家賃はそれまでより一万円以上安いという破格の条件だったからと即決したそうです。私へは事後報告という形でしたね。

2階建て10世帯のうちの1階奥、角部屋でした。独身女性が住むには玄関前の見通しがあまり良くないし、ベランダの前がすぐ駐車場になっていて、簡単に中が覗けてしまう点が気にはなりましたが、大家の説明では、半分ぐらいは家族持ちの世帯だし独身の男性はいないから、とのことでした。

この話も事実関係を掴むまで書くと長くなってしまうので省略しますが、要するにS男は下心を持ってMi子に部屋を斡旋していた、ということなのです。

事実、Mi子同様にS男に部屋を斡旋された女子は他にも複数いて、その子達は全員がS男と関係を持っていました。私がこのことを知っているのは別の関係者から聞き出したからなのですが、それについては各自の事情もあるので伏せておきます。

前頁 目次 次頁
ゲストとして利用中 
感想の投稿

日記番号1020番:Mi子とS男の真実の物語(Mi夫さん)についての感想を投稿します。

  • 気に入った作品に積極的に感想を投稿し、作者を激励しましょう。
  • 作品への批判、非難、中傷、ストーリーの先読み厳禁
タイトル

ハンドル

本 文

削除キー

削除キーは、後でメッセージを削除する場合に必要です。
※簡単に推測されない文字列を入力してください。

チェックすると、削除キーをもとに一意の文字列を表示し、本人であることのe証明をすることができます。

戻る