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日記番号:582

私たちの消せない記憶

うげんこう(東京都西部)


  感想集

41 写   真

ディナーショウのときは酒も飲んでおり、よく分らないうちにあたふたと帰ったと言いますから分らないと言います。
その断ったことが、尾辻の奥さんの頼みの引き金になったのかもしれませんが、よく分りません。
ここまで聞いて、それでも結局妻はその後も尾辻に体を開いたんだと思いました。
続きを聞こうか迷ったのですが、結構時間もたったし、「ちょっと休もう」と言いました。
休むと言う言い方もおかしいかもしれませんが、しまいには第三者の話を聞いているような気分でした。
妻はコーヒーを入れ替えたりしていましたが買い物にも行きたいと言い出かけていきました。
尾辻という男の写真を、もう一度見たいと思い引き出しを見ると、他にも小袋に入ったものなどがありました。
見てみると、どこで取ったのか、やしの木をバックに白いスーツにサングラスで、日傘をさした妻が写っています。
同じ服装で、船の上と思えるにこやかな写真もありました。
直感的に、これは尾辻が撮ったものだろう、そのときもたぶん二人は寝たのだろうと思いました。
そういえば、、、

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