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日記番号:475

処女だった妻をスワッピングの世界へ・・・

hiro(東京都下町)


  感想集

聞こえないと・・・

 クラブのあとのウエィティングバーは二人の定番になった・・・
いつものバーテンダーの彼女もいる・・・
「少し疲れ気味かしら?・・・」妻がバーテンダーに話しかけた・・・
「わかりますか?・・・」はにかんだような顔で彼女が答えた・・・
「そんな感じよ・・・」
「そうなんです・・・何かと忙しくて・・・」彼女が両手で頬を押さえて、おどけるような仕草をした・・・
「あらまぁ・・・可愛い・・・あなたの顔って、小さいわよね・・・」
「そうなことないですよぉ・・・」彼女が頬を赤らめる・・・
私は妻と彼女のやり取りを微笑ましく見ていた・・・
ただ・・・心の奥底では、さっきまでの妻の淫乱な姿と普通に会話を楽しむ姿がだぶって妙な気分でいた・・・
「彼はいるの?・・・」妻が彼女にたずねた・・・
「いまはいないんです・・・」気心が知れてきたのか、会話がざっくばらんになってきた・・・
「あわてることないわ・・・男はゆっくりと品定めをしないと・・・後悔するわよ・・・」妻が神妙な顔で彼女に助言をした・・・
「ええぇぇ・・・奥様には素敵なご主人がいらっしゃるじゃないですか・・・」
「・・・」妻が意味深な顔で私の顔を見た・・・
「なになに・・・何か問題でも・・・」私はおどけて妻と彼女の顔を見た・・・
 バーテンダーは別の客の対応をしている・・・
「僕と結婚をして後悔してるの?・・・」くだけて妻にたずねた・・・
「していないわよ・・・」微笑んで妻が答えた・・・
「本当に?・・・」
「うん・・・今日も楽しかったわ・・・」
「そう・・・よかった・・・」
「うそ・・・いまいちだったわ・・・」妻が口をとがらせて答えた・・・
「え!・・・そうだったの・・・」
「うん・・・なんだかなって感じだったわ・・・」
「どんなとこが?・・・」
「あなたさ・・・」
「うん・・・」
「彼女と、とっても楽しそうに話していたじゃない・・・」
「・・・」私はハッとした・・・
妻には聞こえないと思っていたのだが・・・
セックスが終わった後、私と女性は耳元である会話をしていたのだ・・・

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