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日記番号:747

夢は妻とともに…

傍観者(関東)


  感想集

望み

〈ンンンンッッ!!!!イヤッ!まって…もう少し…待って…ア!ァン…ンッ!!!〉
普通のセックスなら、愛を分かち合い、幸せに身を委ね、疲労感に沈む時…
…しかしベッドには、股間で男を主張し順番を待つ男が二人。

今しがた美佐さんの中に精を放った男は、美佐さんを後ろへと引き起こしつつ、両膝裏に手を差し入れM字開脚の状態にして自分の太ももの上へとのせ、膝で上体を起こし…
左右の男は美佐さんの太ももを持ち、両脚を更に大きく広げながら、美佐さんとの結合を解かない男が立ち上がることを手助けしたのです。

〈ンンッ……んッイヤッ!…アンッ!ダメッイヤッ!!ァッ!…ンッッ!…ア!…〉
冬の残照が、美佐さんの充血した割れ目を、白い液が絡む赤黒い陰唇を、膣口に根元まで埋る肉茎を、ハッキリと映し出しました。

『イヤ………………』
妻は小さくそういうと、顔を私の腕に強く押し付けました。

〈……あなた……視ないで……はずかしい……………………〉
三人の男に抱えられ…真ん中の男に串刺しにされたまま美佐さんは、ベッドサイドに立つ吉沢さんに声を掛けました。

〔美佐………どうされたんだ……………今どうされているんだ………美佐!……〕
〈いやっ……はずかしい………〉
〔言うんだ!…私に……優一さんや奥さん…ここにいる皆に言うんだ!!美佐!〕
吉沢さんは、美佐さんへ、温かみを含まない、叱りつけるような言葉を投げつけます。

「………………」
『………………』
今まで繰り広げられてきた淫靡な世界…憧れを眼前にして私は、妄想することを忘れ、ただ小さく収縮を繰り返す美佐さんの陰部を視続け…
妻は無言のまま、私の腕に掛ける重みを和らげつつあったのです。

〈……いれ……イヤッ……〉
〔美佐!言いなさい!…皆におしえなさい!〕
〈…オ…チンチン…挿れられ…て…中に出され…たの…あなた!ごめんなさい!…〉
〔気持ちよかったか?……美佐!気持ちよかったのか?……〕
〈よかった!よかったの!生で…お願いして中で出してもらって逝っちゃったの!〉
〔……なんて厭らしいんだ……美佐は………〕
〈…あなた……ごめんなさい…でも……〉
〔もっとして欲しいのか…まだ何本も挿れて欲しいのか…中で出して欲しいのか?〕
〈欲しい!!いっぱい!いっぱい出して欲しいの!!!中で出して!お願い!!!〉

美佐さんが吉沢さんから視線を外し、左右の男にそう言うと、三人の男達は美佐さんをゆっくり更に上へと持ち上げました。
白濁した液を纏わり付かせながら茎が長く現れ、膣口が広がりカリ首が少し見えた時…
男が小さく息を吐き、亀頭が矯正から解かれたように弾け出ました。
そして、美佐さんの真っ赤になった割れ目の中でポッカリと開く膣口から、粘りを帯びた白い精子がベッドへと流れ落ちたのです。
その精子は、美佐さんの腹部の動きに合わせるようにドロッ…ドロッと流れ出てその度、糸を引きました。

「………………」
『………………』
反り立つ3本の男根の上で、精子を垂らす美佐さんの姿は、もう私たちの知る美佐さんではありません…淫靡な世界に落ち込んだ女…いやその姿は女性器そのものとなったようにすら感じられました。
そして吉沢さんは、スーツを脱ぎ捨て全裸になったのです。

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