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日記番号:1073

淫の刻印

アスカ(京都)


  感想集

37 裏ビデオの女 2

Maxグループ創始者の橘とナンバー2の龍が、渋谷で会合を持った。「典子は、京美企画の女である可能性が、濃厚だ。譲渡の話を進めていてよかった。」
京美企画なと聞き、龍の視線に殺気が、漂う。
「譲渡と言っても、もう普通の主婦には、戻れませんよ。いまでも、監視してますが、店長の村上にいいように遊ばれています。誘われれば、誰とでも寝ます。」

「だから、それをコントロールする絶体的な支配者が、必要なんだ。それは、背景を知る龍、お前しかいない。」
「わかりました。私のやり方で、コントロールします。村上の件は、しばらく泳がします。何が、目的なのか?それを確かめてから、処置します。京美の社長は飾り者で、我々の出資金を持ち逃げした男は、いったい誰なんでしよう。」

「少なくとも、典子の経歴を洗えば、何かあるはずだ。我々の2億の金を盗んだ奴を処置するまでは、私は、死ねない。」
「3年の間に、始末します。会長。」
「金に糸目は、つけない。龍。」

「警察は、当時、違法風俗で、飾り者の社長を逮捕しただけで、捜査が、終わりましたが、ただ、それだけの事だったのか?時間をおかず、税務当局は、すべての資産を押さえました。よくわかりません。少し調査します。」

「ところで、夕方、宇多川町に行くぞ、榊を連れて、最後の日本の夜だからな。」
「はい。準備は整っています。来て頂ければ、典子の本性が、わかりますよ。」

数時間後、龍は若者を呼び、ある資料を渡し、大阪に派遣した。

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