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日記番号:582

私たちの消せない記憶

うげんこう(東京都西部)


  感想集

35 ディナーショウへの誘い

親しくなったのは妻の民謡に尺八の奏者としてついてからだという。
若くて練習熱心で教室では将来性のあると見込まれた妻に三味線の先生が一緒についてくれたのだそうだ。
そんな中で稽古や相談をしているうちに親しくなり、またみんなで彼の勤めるホテルでの格安なランチとかディナーとかを楽しんだりしたそうだ。
そんな時は、以前稽古に来ていた彼の奥さんも一緒に食事をし、妻とも顔なじみになり話をよくしたそうである。
そんなことで尾辻とは特別親しくなり、稽古のあと食事や喫茶店に行ったり、飲みに行くこともあったようだ。
そんななか別のホテルであったディナーショウに誘われたそうで、もともと彼は奥さんと行くつもりだったらしいが、病弱のため行けなくて妻に代役を頼んだらしい。
最初はそんな場所に行ったこともないし、行くつもりもなかったらしいが、たっての頼みと、いつもアドバイスを貰ったりご馳走になっていることもあり断りきれなかったそうだ。
決め手は、彼の奥さんが出来れば妻にと希望したことだったようだが、、、

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