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日記番号:582

私たちの消せない記憶

うげんこう(東京都西部)


  感想集

32 深夜の抱擁

私の胸は涙とたぶん鼻水と唾液でべとべとになった。
そんな妻の頭を抱えてなでていると、柔らかな髪が顔にかかり、こんな時にとは思ったが私の本能を激しくくすぐった。
思わず耳を甘咬みし、切なくなった息をかけると妻の体は、うっ、う、、と反応し私の胸に口を這わせてきた。
昨夜見た、丸みを帯びた白い肌、胸のふくらみが目に浮かび、うなじから首筋へと舌を這わせると、荒い息をしながら妻が唇を求めてきた。
私たちは今までしたこともない激しさで、舌をからませべろべろになるほど求め合った。
もちろん、私の一物は痛いほどの踏ん張りをみせ早くとせがんだが、波打っている妻の下半身をあらん限り伸ばした舌ではげしく愛撫した。
自分でもこの激しさはなんだろうと思いつつ2度も果てた。

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