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日記番号:747

夢は妻とともに…

傍観者(関東)


  感想集

美佐さんの復讐?

男が扉を開けるとそこには、アイボリーと茶で統一されたとても広いベッドルームになっており、トーン違いで並べられた茶色の上掛けや枕が、真っ白なシーツを際立たせていました。

私と妻は、この部屋で…目の前で繰り広げられる1対3もしくは1対4という淫事に立ち会うため、窓際の茶色いソファーへ身を寄せ合いながら座りました。
そのタイミングを見計らいっていたように、上半身裸の3人の男が現れベッドサイドに点在すると、美佐さんを抱いた吉沢さんが入ってきました…
そして、ベッドに美佐さんを無造作に投げ出したのです。
〈キャ………あっ!あんっ……んんッ……ッッっ……あんっ!……〉

投げ出され、両肘を付いて上半身を起こした美佐さんに男達は群がり、驚くほど素早く、驚くほど連携し、愛撫を始めました。
バスローブを荒々しく剥ぎ取られ…
オープンブラから零れ出る豊満な胸を揉まれ、乳首を摘み弄られ…
両脚を開かれ、脇腹からお腹、恥骨の盛り上がりを、指で、手で撫で回され…
太ももから、膝、脛、脚の甲、指先に舌を這わされ…
美佐さんの体がくねり、熱を含んだ吐息が漏れはじめました。

〈あん!ぁぁぁぁっ!はっ!はぁ~…!んんっはっ!…ぁはぅ。…はぅっ!…〉

〔……美佐は、今日を本当に楽しみにしていたんです。…〕
吉沢さんは、参加せず私たちの横に座り、雰囲気を壊さないようにと配慮した声の大きさで話しかけてきました。
〔あの日の夜、私が奥さんのことを話した時からずっと……〕
「えっ?」
〔珍しく嫉妬したんでしょう。私、奥さんをベタ褒めしましたからね…(笑)。〕
『………』

〈はっ!うぅぅぅぅん…アンっ!んっん……あ!ん……ぁっいいっ…はぁっ!!〉

〔私に、奥さんに…見せ付けたいんですよ…きっと…他の男に抱かれる自分を。〕
「…吉沢さんは……参加しないんですか?」
〔しますよ、4号ですから(笑)。私も我慢ができなくなったら参加します。〕
『………』

{美佐さん…}
男は、呼ぶと同時に浮き出た腰骨をなぞり、パンティーライン越しに内太ももの付け根に指を消した瞬間…

〈…あんっ!イヤっ!あんっ!あっ……んんんっんん…あん!はっんんんっ〉
美佐さんは今までとは明らかに違う声をあげました。

〔今日はじめて、直に触られましたね…〕
吉沢さんの言葉を聞くまでも無く、私も妻も、直感で…経験で容易に理解できる美佐さんの反応。
カーテンから延びる一筋の光りが、美佐さんの細い足首を飾るアンクレットに反射していました。

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