メニュー ログイン

日記番号:1073

淫の刻印

アスカ(京都)


  感想集

25 溶けて行く 3

たくみに肉の凶器で、かきむしられ、巧みに腰を使われて、愛だの、恋などの知的感覚も吹き飛ぶ、獣同士の、オスとメスの交尾に目の前が、チカチカする。
「さて、お前の子宮にぶちまけるかな。」
「ダメ…ダメよ…ひおおお~」
無理矢理犯されているのに、典子の肉ヒダは、男にからみつき、男の欲望を貪ろうと、ザワザワと蠢き、腰を振っている。

「おっ…おおお~」男は、野獣のようなうなり声をあげながら、典子の中に黒い劣情をぶちまけ、典子は、暗い闇の中に堕ちていった。


どういう風に、自宅に帰ったかもわからない。気がつくと、ボロ布のように、ベットの中で、気を失っていた。時計は、朝の10時。榊は、いない。惨めな気持ちで、ノロノロとトイレに行き、再び、ベットに横たわる。榊は、出張準備で、会議の連続で、最近、帰らない。
鉛のような体を引きずるように、風呂場に行き、姿見に自分の体をうつす。
(いやだわ…こんなに…)
昨夜の狂乱のSEXの跡が、くっきり残っている。

白い体のあちこちに、キスマークが、鮮やかにつけられていた。昨夜の痴態を思い出すと、まだ、膣内に肉の凶器の感触が残り、まだ、熱を帯びている。
(バーで、顔見知りとは、いっても、どこの誰かも知らない男に)
思い出すと、顔が、火照ってくる。乳首とクリ芯が、敏感に反応し、頭をもたげてくる。尻を見ると、赤い手形が、刻名に残っていた。

(こんなに、乱暴にされて)
勃起した乳首を触ると、びくっ~と反応し、秘唇から、ドロッ~と白濁の体液が、太股にたれ落ちる。貞淑で、恥じらいに満ちた女の体は、一晩で、獣のような男に、すっかりメスの体に変えられていた。シャワーを浴び、水の飛沫を乳首や秘唇にかかるたびに、どうしょうもなく感じてしまい。シャワーを浴びながら、腰をくねらせていた。

リビングで、くつろいでいると、ピンポ~ンとなり、人と会う気分でもないので、無視していると、何回も鳴る。仕方なく、ドアを開けると、
「いや~ダメ…来ないで~」
そこには、昨夜の男が、立っていた。

前頁 目次 次頁