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日記番号:233

バツイチ再婚夫婦のェッチなお勉強

疎チン(瀬戸内沿岸)


  感想集

智子の事情

 数日後の夕方、智子と示し合わせて食事に出かけた。 ゆっくり出来るからと、うまい魚を食べさせると評判の割烹旅館を予約し落ち合った。 智子は恥ずかしそうにして離れの間に案内されて来た。
「社長さん遅れて申し訳ございません。 私こんな素敵な所初めてです。 何時も気にかけて戴きありがとうございます」
「いやいや、そんなに硬くならないでいいよ。 ここは静かだし、今日はゆっくり出来るからね。 会社の事は抜きにして、君の家庭の事とか、悩みとかなんでもいいから話してごらん」
と魚を勧め、酒を注いで智子をリラックスさせた。

 「智子君。 先日、“相変わらず”と云ってたけど本当のところはどうなの? こんな事聞いては駄目かな? 確か君のところ子供が2人だったよね?」
「ええ。 上が高3の娘、下が中3の息子の2人です。 もう2人共親離れと云うか、必要な事以外余り話さないし、父親も夕食後は酔っぱらってすぐ寝てしまい、会話もないみたい。 だから私の話相手をしてくれる家族がいなくて、何時も1人ぼっちなの」
「そうか。 それは寂しいね。 旦那を起して相手をしてくれるよう云って見たら」
「そうね。 でも“疲れた”とか“今日は眠い”とか云って駄目だし。 でも真面目に仕事はしてくれるので責めるのも可哀想でしょう。 私どうしたらいいのかしら?」
と酒のためか上気した顔で寂しそうにつぶやいた。

 私も前妻が亡くなった時には、色々世話になった上、自分の身体で慰めてくれ、本当にありがたく感謝している。
「ねえ。 智子さん! 女房が亡くなった時、“寂しければ私を抱いて”と自分から身体を投げ出して呉れたの覚えてるだろう。 俺びっくりしたが、我慢が出来なくなって、智子さんの身体に抱きついたよね。 その時の事今でもよく覚えてるが、智子さんには変わった性癖、そうSMとか、レズとかいうのなかったよね? だから旦那に“抱いて”と云えばいいと思うよ。 宏美の事云うのもなんだけど、この頃は自分から“抱いて欲しい”と云う事もあるし、俺が云う事は“恥ずかしいけど何でもします”と全裸で夜の公園を歩いたり、いやらしいアソコ丸出しの写真も撮らせてくれるよ。 こんなスケベな俺で良ければ、旦那の代わりに何時でも相手をするよ」
「ありがとうございます。 私恥ずかしいけれど、もう長い間旦那に抱いて貰ってないの。 だから寝られない夜は自分で慰めてたの。 旦那は私より酒の方が良いみたい。 社長さん私嬉しいわ! 私も社長さんのチンポ忘れていないわ。 だってとてもよかつたもの」
と顔を赤らめながらも、嬉しそうな顔でその夜の事を思い出している様だった。

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