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日記番号:755

嫁・亜矢の母

義父(首都圏の田舎町)


  感想集

164.慣れ

澄絵は亜矢がとても強い匂いが立ちこめる義弟達の精臭にも慣れて義弟や義父との生活に慣れ親しんだように、麻耶も極悪な環境に慣れ親しんでいくことがこの家に嫁ぐための第一条件だと考えるようになりました。
麻耶をバックアップするためには、澄絵自身が亜矢の嫁ぎ先へ慣れ親しむことが必要なのだと思い込みまた信じ込もうとしていました。そのためにもこの週末の二日間を亜矢と麻耶と三人で一緒に過ごし、完璧なほどに亜矢の仕事を手伝いこなすことに努力することにしました。


澄絵は麻耶には最初の一週間だけでも、亜矢と一緒にこの家での生活をさせてみることに決めました。
きっと来週末には麻耶も、新しい嫁ぎ先になるかも知れない新しい生活にも亜矢のように慣れているのではないかと期待していました。麻耶には最低でも一週間は亜矢の家事仕事を手伝わせて、来週末に澄絵が手伝いに来た時にでも次の一週間についての判断を澄絵がすることにしました。


しかしこの時の澄絵は、澄絵の股間に感じる違和感こそが澄絵のこの決断を大きく後押ししているとは全く考えていませんでした。
澄絵がこのような決断してしまった心のその奥には、澄絵自信が身体の奥底で感じ取っていた違和感と言う名の快感の迸りこそが、その違和感の先の快感を期待する隠された心があったことだけは確かでした。

澄絵が感じていたように、麻耶にとってもその極悪な環境こそが快感への入り口でした。亜矢にとってもそうであったように、麻耶にとってもそして澄絵自身にとってでさえも、女としての想像を絶するほどの快楽への入り口が義父の家では大きな口を開けて待っていたのでした。

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