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日記番号:755

嫁・亜矢の母

義父(首都圏の田舎町)


  感想集

163.環境

性にはとても疎い麻耶にとっては、具体的に見た義父と義弟達のオチンチンの残像と精液の匂いに囲まれたとても厳しい生活環境となりました。
しかし母親の反対にもかかわらず、麻耶はこの厳しい環境での1ヶ月以上の生活をもう既に覚悟していました。麻耶にとってこの家の嫁になるための教育研修の一環と考えていたために、始めたばかりの亜矢が嫁いだ家での生活を止めると言う考えが全く無かったのです。
麻耶にとって今更中途半端に、亜矢の嫁ぎ先での生活を止めるような気はありませんでした。麻耶にとってはその生活環境が逆境に満ちていればいるほど、新しい生活のための厳しい試練だと考えているようでした。
麻耶はこの性的にも精神的にも厳しい試練に耐えることこそが、亜矢のような良い嫁になるためには必ず通らなければいけない厳しい難関に満ちた狭き門のように思っていました。


澄絵もそんな麻耶の心意気に感じていたために、もう麻耶の気持ちを萎えさせるような言動は慎むことにしました。
澄絵も少なくとも週末だけでも麻耶を一生懸命に手伝い、亜矢の仕事を楽にしてあげるように努力することを決断しました。それが結果として麻耶の負担を減らし、麻耶を良い嫁として義父の家に嫁がせるための最良の方法だと考えていました。
しかしその澄絵が下した決断の中には、澄絵が少なからず感じていた違和感のことまでは澄絵自身も考えが及びませんでした。
澄絵は生まれて初めて感じた澄絵の乳首と股間への違和感が、澄絵が意識しないうちに澄絵の決断を大きく後押ししていたことまでは考え付きませんでした。

澄絵も澄絵の身体の奥底では、澄絵の快感への火照りを自分でもとても強く感じ始めていたのです。

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