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日記番号:755

嫁・亜矢の母

義父(首都圏の田舎町)


  感想集

148.祝福

亜矢は義父にとっての初孫を、そのとても小さな亜矢の身体に身篭りました。
亜矢が身篭ったのは登記上は義父の初孫でしたが、義父の子種で実際に妊娠させられたので、実質的には義父の7番目の子供に間違いありませんでした。


亜矢の妊娠は直ぐに亜矢の夫である登記上の子供の父親に、そして初孫を授かった義母にも伝えられました。同時に亜矢の実家にも亜矢の妊娠は伝えられました。
毎日のように亜矢の妊娠を伝え聞いた者がお祝いに訪れてきました。しばらくは亜矢と義父との愛と性の生活は変わりました。
しかしそれも最初の一週間くらいだけのもので、平日の亜矢と義父との性生活は今までと全く変わりありませんでした。

隔月で『種付け』のためだけに帰って来ていた夫も、亜矢の妊娠の知らせを聞いて直ぐの週末に帰って来ました。半年間全く帰って来ていなかった義母も、一度だけ日帰りででしたがお祝いを言いに帰って来ました。

しかし義母と長男はそれ以来亜矢の出産の時まで、もう一度も帰って来ることはありませんでした。
大阪支店開店が目前に迫っていたために、義母も長男も亜矢と子供が順調ならばそれで良かったのです。どちらにしろ長男も『種付け』を終えてしまえば、後はもう性生活が持てないからと思って家に帰って来る必要もなくなったのでした。
義母も長男も今は大阪支店立ち上げ以外のことで気を煩わせるような余裕が全く無かったのです。二人とも自分に与えられた仕事をこなすことに必死だったのです。


亜矢の実家の両親も、亜矢の妹を連れて家族全員でお祝いに訪れて来ました。
亜矢の母親は義父の家の実情を聞いて、亜矢が一番忙しくなる週末には泊まりで炊事や洗濯と掃除などを手伝いに来てくれることになりました。亜矢の母親の澄絵は亜矢が週末は朝から晩まで気を抜く暇が無いと言う実情を聞いて、週末だけでも亜矢がしている家事を助けるために訪れたいと言ってくれたのです。

亜矢の妹の麻耶も勤めている学校が夏休みに入るということで、亜矢の身体が安定するまでの1ヶ月ほどの夏季休暇の間は、亜矢と一緒に亜矢の家に住み込んで手伝いをしてくれることになりました。麻耶は今年小学校の教員として、新たに就職したばかりでしたが、夏休み中のどうしても抜けられない数日を除いては、夫が不在の亜矢の家に住み込んで家事全般の手伝いをすることにしました。

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